2022年5月24日火曜日

OVERLOAD GUITARS Raijin 7

前回のブログ記事が半年前ってマジ!?

久々にギターを買った。(数ヶ月前)



イタリアのハンドメイドギターブランド、OVERLOAD GUITARSの7弦モデル。

ハンドメイドというだけあって元々高額(50万オーバー)だったようだが、御茶ノ水のイ○バシ楽器にて中古・格安で入手。

時系列をデジマなどで追っていたが、新品購入後にすぐ売られたようだ。
そして買い手が付かずに超プライスダウン。哀れ。

ウチに来てくれてありがとう!(激臭)

ボディはスポルテッドメイプルトップにアッシュバック。まあどうでもいい。
エルボーコンターの一部の色が薄い。イ○バシでは難ありポイントとして記載していたが、
インスタで調査したところどうやら製造時点で薄かったようだ。
安心のイタリアンクオリティ。

ピックアップはベアナックルのブートキャンプ。
高級品の並ぶベアナックルのラインナップ中では最もお手頃(それでもダンカンとかよりは高い)なモデル。ブートキャンプはパワー別に3種類あるようだが詳細不明。
弾いたところそこまでハイパワーという訳では無さそう。普通。変に低音に寄らずレンジは広い。好印象。

コントロールはボリューム&トーン、セレクター。トーンポットはコイルタップ用のプッシュプル。

ブリッジはHIP SHOTのフィックスド。これはめちゃくちゃ好き。
ストラップピンは標準でシャーラー。最高。

IbanezのRG等と比べると比較的薄めのボディ。そこそこ軽い。


ヘッドトップはスポルテッドメイプルでマッチング。
ヘッド部の弦の鳴りがまあ酷い。フレットラップは必須。
ペグはスパーゼル。軽いのは良いがギア剥き出しはなんか嫌。
隠れているがナットはグラフテック(と思われる)、ロッドカバーの造りは最高に雑。こういうところ好き。

ネックはウェンジとパープルハート。そこそこ薄めのネックシェイプで手触りも良く最高に好きなポイント。音とか強度は知らない。硬い木なので反りには強そうだが適当な湿度管理してるといきなり割れそう。(イメージ)

指板はペールムーンエボニー。木目は微妙だが雰囲気は好き。
フレットはステンレス。慣れるとニッケルに戻りたくない。ちなみにフレットサイドの仕上げはやっぱり雑。素晴らしい。

とまあそんな感じの1本で、正直50万オーバーの金額出してこの仕上げのギターが届いたら神経質な人は憤死すると思う。(自分は格安で買ったので何とも思わない)

エルボーコンターの色の薄い部分(サンドペーパーで擦ってる内に薄くなったのか?)を気にしなかったり、ロッドカバーやナットの表面、フレットサイドなどを適当に仕上げる感じが最高にイメージ通りのイタリアンギターという感じだ。

ただトータルのデザインセンスはやっぱり良く、重量バランスも良好、
立っても座っても弾きやすく、肝心の音も素晴らしい。(個人の好みだが。)

外見のカッコ良さと音と弾きやすさが優先なら選択肢としてはアリ。あとはマイナーなのでとにかく他人と同じものを嫌う人。
(現状代理店は無さそうなので買うなら自己責任で直接オーダーだろうか。)

丁寧な仕上げが重要ならやはり国産工房かMayonesやSkervesenなどの確実なメーカーの方が良いと思う。
凝ったことをしなければ新品の値段は大差無いと思うので。


現在は7弦だけ1音下げてドロップAにしている。