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2024年2月21日水曜日

Overload Guitars REA8

 所謂MNG。


またしてもOverload

前回のRaijin 7弦を思いの外気に入ってしまい、8弦も買ってみた。
今回のモデルはREA。なんか女神の名前なんだとか。
ちなみに今回は新品。

■スペック
BODY TOP WOOD: Flamed Maple
BODY BACK WOOD : Mahogany
NECK: Laminated 5-ply Wenge/Maple
SCALE: 27" RADIUS 16”
FRETBOARD: Ebony
FRETS: Stainless Steel - Jumbo
PICKUPS :Gorilla Custom Pickups(モデル不明)
CONTROL: Volume , Tone , 5Way Selector
BRIDGE :Hipshot Fixed
TUNERS:Gotoh 381

■個人的評価
デザイン:良い
木材スペック:良い
木工技術:やや雑
配線技術:普通
演奏性:高い
サウンド:良い

///
まず木材。特に言う事は無い。メイプルトップにマホガニーバック。レスポールを思わせる組み合わせだが。別にレスポール感は無い。
個人的に、木材が音に与える影響を気にしていないので見た目。
トップのフレイムは写真では控えめに見えるが、実物を見ても本当に控えめ。別に構わない。

指板はエボニー。最近では珍しい真っ黒いエボニーだが、近くで見ると僅かにフレイムが見える。エボニーにフレイムが存在としてあり得るのかは不明。
ネックはメイプルを挟んだウェンジ。思ったより太めでめちゃくちゃ良い。
フレットはステンレス。言うほどジャンボではないがありがたい。



ペグはGOTOH。残念ながらロックタイプではない。


ピックアップはゴリラピックアップ。聞いたこと無い。
同じイタリア製らしい。



なんか君ら住所近くない!?

とまあ気になるところはあるものの、
モデル名も不明だしとりあえず音で判断するしか無いところではあるのだが、
印象としては、ベアナックルのAFTERMATHに近いような...。
とりあえずは比較対象もあまりないので、クリーンからディストーションまで満足に出る。でOKかなと。

コントロールは定番の1Vol,1Tone。コイルタップはポットではなく5wayのレバースイッチで行う。個人的にはレバーは3wayの方が好きなので、いずれ変えるかもしれない。

■突っ込みどころ
前回同様、突っ込みどころもある。

・浅すぎるレバースイッチのザクリ


これ。スイッチキャップが半差し。
もちろん意図的にこうしている。
ザクリが浅く、キャップを根元まで刺すとスイッチを倒したときにボディに干渉する。


半差しして倒せば上記の状態に落ち着く。

この状態を良しとして出荷してしまうのがOverloadクオリティ。素晴らしい。
ちなみにこのギターは販売店の配慮で、スイッチキャップが半差しで固定されるように細工をしてもらっている。ありがたい。
スイッチの交換のときはザクリ増し掘りしてもらおう。

・ストラップピンがゆるゆる
シャーラータイプのストラップピンが搭載されているのだが、
ボディエンド側は買った時点でくるくる回る始末。ネジが締まっていないのかと思って締めようとしたら穴が既にゆるゆるだった。さすがにアホか。
これは応急処置を施し、時間のあるときに埋めて開け直し対応をする予定。

・仕上げの雑さ
ここはまあ相変わらずだが、
それに関しては前回Raijin7を買ったときに知っていたし、
演奏に関係のない箇所に関しては気にならないので全然OK。
仕上げの良さを気にする人もいるとは思うので書いておくだけ。


レバースイッチはまあ使えないわけではないから許せるとして、
ストラップピンゆるゆるは普通にバンドマンには重大なリスクかと思う。
練習中ならまだしも、ライブ中のギター落下なんて最悪である。
こいつは8弦でそこそこ重いので尚更。

///
とまあ良いところ気になるところといろいろあるが、
トータルで言えば「良いギター」の分類ではないかと思う。だから買った訳で。

最近やっと名前をSNSなどでも見かけることが増えたOverloadだが、
買うなら実物を細部までチェックして絶対試してから買うことをオススメする。

■プラグインアンプシミュと組み合わせて撮った動画。

ちなみに日本中にOverloadを2本所有してるギタリストは何人いるんだろうか。

2023年9月15日金曜日

Blackat Guitars HSA 8String

 

Blackat Guitars HSA 8String

また中古で得体の知れないギターを購入した。

Blackat Guitarsというポーランドの工房製。8弦ヘッドレスでシングルカット。
スペックシートも簡素な手書きのメモが1枚入っていただけなので詳細不明な部分も多い。

■判明しているスペック
2010年製
BODY: BURL POPLAR TOP / BLACK Linba Back
Neck: WENGE / PURPLEHEART
Fingerboard: Maple
Fret:Nickel(多分)
P.U: Bear Knuckle Warpig
Weight: 2.85kg
Nut-width: 56.7mm
Multiscale 25.5 "-27"
Control:1vol、1tone、PUセレクター、シリーズ&コイルタップ&パラレル(推測)

と一応充実のスペック。
価格は言わないが新品の相場から考えると格安。



写真ではよくある海外工房特有の高級感溢れる1本。ポーランドといえばMayonesが有名だが、写真でのクオリティは同等。素晴らしい。
実物はどうかと言うと...

木材スペック:素晴らしい
木工技術:低い
配線技術:うんち*1
演奏性:高い
サウンド:良い

個人的に大好きな適当な造りの良い音のギター。
木工や配線などの組み上げ技術は以前紹介したOverloadにすら劣る適当さ。

木工に関してはまあ演奏を妨げるような致命的な箇所はない。
ただし配線。これがヤバい。
アースが1本接続されておらず、弦を抑えてもノイズが消えなかった。
挙げ句ハンダも適当で、配線を少し触っていたら何箇所か外れてしまう始末。

ということでこのギターを買って最初の作業は配線の組み直しとなった。
組み直すついでに余っていた鵺デバイスをインストールした。

ということであまりにも雑な配線が印象の1本だが、
*1:中古で買ったという事もあり、もしかすると前のユーザーが配線を組み直し(そして失敗)した可能性もあるので、この工房は配線技術がダメ、と断定はできないかも知れない。


先に書いた通り使用している木材自体は贅沢で、
ボディバックは黒いサテンで潰しているもののブラックリンバを採用。
ついでにコントロールパネルの蓋にも採用している。
ネックはパープルハートを挟み込んだウェンジ。
ハイエンドベースにもよく利用され、湿度管理さえちゃんとしていれば安定し、強度自体も高い印象だ。
手触りも非常に良く、演奏性自体は高い。


フレットは流行のマルチスケール。
個人的に7弦までは不要かと思っているが、8弦になると圧倒的に弾きやすさが段違い。
細かい傷がある事や少しずつ曇ってきている事もあり、フレットは恐らくニッケルなのが残念ではあるが、
曇るスピードから考えるとジェスカークラスの物が使われていると思われ、フレットサイドの仕上げも許容範囲だ。

ピックアップにはハイエンド系御用達のベアナックル。
多弦ではAftermathあたりが定番だが、こちらはWarpigを採用している。
エクストリームなメタル向け高出力モデルだが、セラミックではなくアルニコVを採用。
確かに出力は高いがクリーントーンもしっかり出せ、コイルタップでストラト&ジャズベースのようなシングルコイルサウンドも得られる。
鵺デバイスを組み合わせた事で更にダイナミックレンジが広がったような印象だ。

ヘッドレスのギター自体が初めての購入だが、
立っても座ってもバランスが良く、とにかく軽い。
8弦であるにも関わらず所有する6弦ストラトタイプより断然軽く、ヘッドレスが人気の理由がよく分かる。

他に所有するIbanez RGA8と比較して、特別音が軽い(低音が出ない)とは思わなかった。

総評としては、Overloadと同じような感想だが、
新品相場の値段で買ったら普通に後悔するレベル。
新品時からなのか、前のユーザーの仕業なのか不明だが、配線に不備があるというエレキギターとしては致命的なマイナスポイントを抱えていたので。

今回はその半額以下の中古価格で買った事や自力で配線を組み直す技術を持っていたことが幸いし、満足度は高い。

マイナーな海外個人工房のギターを買うのはギャンブル。

ちなみに、BlackatのHPSNSもロクに更新されていないようだが、もしや廃業した?

///
2025年2月追記:弾く度に小さなストレスがあり、最終的にヘッドレスは好みではないという結論に至り売却。



2022年5月24日火曜日

OVERLOAD GUITARS Raijin 7

前回のブログ記事が半年前ってマジ!?

久々にギターを買った。(数ヶ月前)



イタリアのハンドメイドギターブランド、OVERLOAD GUITARSの7弦モデル。

ハンドメイドというだけあって元々高額(50万オーバー)だったようだが、御茶ノ水のイ○バシ楽器にて中古・格安で入手。

時系列をデジマなどで追っていたが、新品購入後にすぐ売られたようだ。
そして買い手が付かずに超プライスダウン。哀れ。

ウチに来てくれてありがとう!(激臭)

ボディはスポルテッドメイプルトップにアッシュバック。まあどうでもいい。
エルボーコンターの一部の色が薄い。イ○バシでは難ありポイントとして記載していたが、
インスタで調査したところどうやら製造時点で薄かったようだ。
安心のイタリアンクオリティ。

ピックアップはベアナックルのブートキャンプ。
高級品の並ぶベアナックルのラインナップ中では最もお手頃(それでもダンカンとかよりは高い)なモデル。ブートキャンプはパワー別に3種類あるようだが詳細不明。
弾いたところそこまでハイパワーという訳では無さそう。普通。変に低音に寄らずレンジは広い。好印象。

コントロールはボリューム&トーン、セレクター。トーンポットはコイルタップ用のプッシュプル。

ブリッジはHIP SHOTのフィックスド。これはめちゃくちゃ好き。
ストラップピンは標準でシャーラー。最高。

IbanezのRG等と比べると比較的薄めのボディ。そこそこ軽い。


ヘッドトップはスポルテッドメイプルでマッチング。
ヘッド部の弦の鳴りがまあ酷い。フレットラップは必須。
ペグはスパーゼル。軽いのは良いがギア剥き出しはなんか嫌。
隠れているがナットはグラフテック(と思われる)、ロッドカバーの造りは最高に雑。こういうところ好き。

ネックはウェンジとパープルハート。そこそこ薄めのネックシェイプで手触りも良く最高に好きなポイント。音とか強度は知らない。硬い木なので反りには強そうだが適当な湿度管理してるといきなり割れそう。(イメージ)

指板はペールムーンエボニー。木目は微妙だが雰囲気は好き。
フレットはステンレス。慣れるとニッケルに戻りたくない。ちなみにフレットサイドの仕上げはやっぱり雑。素晴らしい。

とまあそんな感じの1本で、正直50万オーバーの金額出してこの仕上げのギターが届いたら神経質な人は憤死すると思う。(自分は格安で買ったので何とも思わない)

エルボーコンターの色の薄い部分(サンドペーパーで擦ってる内に薄くなったのか?)を気にしなかったり、ロッドカバーやナットの表面、フレットサイドなどを適当に仕上げる感じが最高にイメージ通りのイタリアンギターという感じだ。

ただトータルのデザインセンスはやっぱり良く、重量バランスも良好、
立っても座っても弾きやすく、肝心の音も素晴らしい。(個人の好みだが。)

外見のカッコ良さと音と弾きやすさが優先なら選択肢としてはアリ。あとはマイナーなのでとにかく他人と同じものを嫌う人。
(現状代理店は無さそうなので買うなら自己責任で直接オーダーだろうか。)

丁寧な仕上げが重要ならやはり国産工房かMayonesやSkervesenなどの確実なメーカーの方が良いと思う。
凝ったことをしなければ新品の値段は大差無いと思うので。


現在は7弦だけ1音下げてドロップAにしている。

2021年9月21日火曜日

Ibanez / JPM100 の状態

 


そんな感じの投稿したあとざっと弾いて調整してみて気がついたけど、このギタートラスロッドの効きが悪くなってきてて限界が近いかもしれない。
補強もしてないしチタンもカーボンも入ってない薄いネックの運命かな。
1998年製、よく頑張ってくれたなと思う。

もともと売る気は無いけどこれで完全に売れなくなってしまった。

2021年9月18日土曜日

Meshuggah - Combustion 【Guitar Cover】 やっぱり8弦は難しい。


そういえば8弦ギター持ってたわ。
という事で綺麗にして練習してみた。曲は8弦と言えばのメシュガー。
チューニングは全弦半音下げ。8弦はF。
ギターソロが長ったらしくて別に面白くないし(聴く分にはすごく良い)覚えるの面倒だったので省いた。

このギターはIbanezが世界で初めて出した安価な8弦、RGA8。
この前に日本製のRG2228が出ていたのだが、8弦とかいう新世界に飛び込むのに10万円オーバーはさすがに払えず。

RG2228の登場は2007年、RGA8は2010年登場。
RGA8は予約して買ったのでなんともう買ってから11年経ってる。早い。
当時はまだDjentなんてジャンル一般化してなかったし、8弦なんて誰が何のために買うのか理解できない人が多かったと思う。

そんなこんなでRGA8。
初のインドネシア製量産8弦モデルという事もあって色々と...。
まず発売が延期された。これはまあしょうがないかな。
いざ手にしてみるとやっぱり塗装やら組み込みやら雑い。今のインドネシア製に比べると全体的にクオリティが低かった。(逆に今はすごく良い。)
とりあえず弦がビビったりネックが反ったりという根本的な問題は無かったので良いのだが、肝心な音がまあひどい。
Ibanezオリジナルのアクティブピックアップが載っていたのだが、8、7弦の音を重視しているためか、プレーン弦の音が完全に嫌なモコモコ感。サスティーンも激短。
ブリッジはロック式のフィックスドでゴツい見た目はカッコいいがやはり色々と面倒。
唯一ネックだけは神。メイプルとウォルナットの5pcにKTSのチタン内蔵で全然反らない。

また残念なポイントで、当時は8弦用のコーティング弦なんて存在しなかった(というかコーティングしてない8弦セットもまともに存在しない)ので弦が錆びたら超面倒。

そんなこんなで数年弾かずに放置。

何年か前にふと思い出して改造して使えるようにしてやろうかと言うことになった。
まず最悪だったピックアップ。これをEMG808の白に変更した。
(これはまた数年後に黄ばんでしまったがまあしょうがない。)
そして弦交換を用意にするためロックペグに変更。受注生産扱いで手に入れるまで地味に時間かかった。

ピックアップを変えると劇的に良くなった。EMGすごい。
超重低音はもちろん、Djent系もクリーントーンも完璧。もちろんプレーン弦の音も綺麗に拾う。
これまで多くのギターのピックアップ交換をしたが、ここまで良い方向に効果が出たのは人生初だった。(逆にそれほど純正がク○だった)

そして課題だった弦。なんと近年ではあのエリクサーからも8弦セットが登場し、8弦手汗系ギタリストにとっては理想の環境になった。
また、コーティング以外でも多くの弦メーカーが8弦セットを発売しているので様々なスケール、チューニングに対応できるようになった。

8弦ギター。自分には不要、縁がないと思っている人も多いと思うが、
いざ弾いてみるとやはり楽しく、自分の音の引き出しも増えるので一度チャレンジするのもいいと思う。

2021年8月6日金曜日

GALNERYUS - Shriek of the vengeance 【Guitar Cover】


この曲は18歳くらいの時にアホみたいに練習した。

そのおかげもあってこれまでよりスムーズに覚えられた。思い出したと言った方が正しいか。
10代の頃に覚えたことは身体に染み込むってよく言われるけどちょっと意味が分かった気がする。

ただ、10-46弦の半音下げというテンション感にはまだ慣れていないのでチョーキングのピッチが所々危ない。
普段から色々なチューニングのギターを弾いている弊害だろうか。

まあ純粋に練習不足という点もある。

2020年から続くコロナ禍で満足にバンド活動はできていないが、
自分としてはこの機会をギター上達のためのチャンスとして活用しようと思う。

本気になれば何でも何歳からでも上達できると信じているので。

2021年7月21日水曜日

GALNERYUS - Silent revelation 【Guitar Cover】 と 自分の10代。


カバー動画更新。
いい加減自分で曲作ってもいいのだが、チャンネル登録者も視聴者もう○ちな現状ではメリットは無い。

と言っても動画投稿は完全に趣味。なんなら自分の普段の練習の一部をコンテンツ化しているだけなので、Youtubeで儲けてやろうなんて全く考えていない。
これくらいのテンションでやるのが継続のコツだと自分では思っている。

思えばYoutubeも金儲けの手段になる前の方が動画の1つ1つの質は高かったと思う。懐古。

GALNERYUSは自分の10代ギタリスト期を構築したバンドの1つで、SYU氏のプレイスタイルや機材に対する探究心は現在でも尊敬している。
10代はまだYoutubeなどの動画サイトは誕生したてでコンテンツも少なく、
ギター練習の参考にしているのはDVDという貴重な映像が付いてくるヤングギターだった。
自分の周りにギタリストなどほとんどおらず、一般的に超楽しいと思われる高校生バンドも経験できなかった自分にとってヤングギターだけが自分のプレイと他人のプレイを比較する資料だったのを覚えている。(自分の卒業した高校は軽音楽部が存在しなかった。)
おかげでいつまで経っても自分が上手くなった気がしなかった...。

ヤングギターといえば今も昔も速弾き大好き。
という事で、当然自分も参考にするのはテクニカル系ギタリストばかり。
丁度メロスピ~メタルコア全盛期だったのもある。

そんな中で数多くのテクニカル系外人ギタリストと並んで驚異のテクニックを披露していたSYU氏や大村孝佳氏は自分の中で「日本人だから」とか「若いから」なんていう言い訳を完全に塞ぐ存在だった。
今ではSNSを始め多くのアマチュアギタリストが手軽に腕前を披露できるので、
やっぱり日本にも超テクニカルな人たちって山程埋もれているんだなと実感できる。

誰でも気軽に演奏を披露できる。
本当にいい時代ではあるが、こうなるとどうしても評価される、注目されるのは「奇抜」「超絶技巧」「驚異の作曲センス」「容姿端麗」「巨乳」な人たちになるので、
他人との比較という昔とは違う事情でギターを挫折、辞めてしまう人も出てしまうのではないかという無駄な心配をしてしまう。

自分はそんな注目ポイントなんて何も持っていないが、
冒頭にあるように「趣味として」、「自分のできる範囲で」「自己満足」、という考えでSNSや動画サイトに投稿しているのでバンド活動が満足にできない今でも継続して演奏を楽しんでいる。

演奏動画投稿や自作曲の投稿をしているとどうしても評価されない、注目されないという事を理由にモチベーションが下がるという人が多いが、それは元々の自己評価が高すぎると思う。

演奏動画なんて数十人が見れば普通のライブハウスで一回演奏するより多くの人が自分の演奏を見ていることになるし、Goodボタンなんて押されないのが当たり前。
いいねやリツイートも要らない。アナリティクスを見れば誰かが投稿を見てくれているのは分かる。

なので、ゆるい気持ちで沢山の人に音楽を続けてもらいたい。

2021年7月13日火曜日

SCHECTER Hellraiser Hybrid C-7 Ultra Violet

 



元々シェクターのHellraiserシリーズは好きで、7弦が必要だった時に購入した。
クソ写真で分かり難いが、実際は青~紫に変化する特殊カラー。3色ではないのでマジョーラとは異なる。ウルトラヴァイオレットカラー。

このモデルはブリッジがHIPSHOTの物と自分が持っているToneProsのTOMタイプで2種類存在するようだ。モデル名が厳密には違うのかも知れない。

Hellraiserシリーズは型番が色々とあり、例えばHellraiser C-1であればアクティブピックアップ搭載の6弦アームなしモデル。C-7であれば7弦。モデル名にPassiveが入っていればパッシブピックアップ搭載。FRと入っていればフロイドローズ(ロック式トレモロ)付き、LHでレフトハンドなど色々ある。まあ知ってても本体見りゃ分かる情報なのであんまり役に立たない。

で、このモデルのHybridって何よという話になると、厳密には不明なのだが、搭載しているピックアップがパッシブとアクティブの両方の利点を持ったEMG57/66だから説と、ギター本体がHellraiserシリーズとDAMIENやSLSシリーズの人気スペックを集約した説などがあり、よく分からない。

とりあえずこのギターのスペックのうち注目できそうなポイントを書き出してみた。

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・Body Material:Mahogany
←ボディはHellraiserシリーズ伝統のマホガニー。アーチトップなのもあってレスポール的なボディの鳴り方が期待できる。(レスポール的に鳴るとは言ってない)

・Binding:Carbon Fiber Multi-ply

←音には関係ないが、ボディと指板、ヘッドの外周はカーボン素材のバインディングが巻かれておりめちゃくちゃカッコいい。

・Bridge:TonePros 7-String TOM w/ String Thru Body
←ブリッジは有名なトーンプロスのTOMタイプ。テールピースは無く、ブッシュからボディに裏通し。
このギター、和音を弾くとTOMからブッシュまでの箇所がめちゃくちゃ悪い感じで鳴る(キュイーンという感じ)。なので自分は使わなくなったフレットラップをぶった切って鳴らないように挟んでいる。

・Tuners:Schecter Locking

←ペグはシェクターロゴ入りのロックタイプ。これはありがたい。

・Fretboard:Ebony
←指板はエボニー。多分品質は良くも悪くもない。みんな大好き十字架インレイは12フレットのみ。ここ確かにハイブリッド感ある。(普通のHellraiserは全ポジション十字架)

・Neck Material:Maple 3-pc w/ Carbon Fiber Reinforcement Rods
←ネックはカーボン入りのメイプル3ピース。超ありがたい。まあ普通に反ったけど。

・Side Dot Markers:Glow In The Dark
←サイドのポジションマークは大きめの蓄光。これ最高にありがたい。

・Scale:26.5” (673mm)
←これはIbanezのRGDなどが採用しているエクストラロングスケール(より若干長いスケール)。27インチと違って演奏性を損なわないギリギリの長さと言った感じ。レギュラーチューニングでも(太い弦を張らなければ)使える。

・Neck Shape:Ultra Thin ‘C’

←ネックは薄型のCシェイプ。ネックはボディと同色だがネックのみサテンフィニッシュに仕上げてあり演奏性は高い。(通常のHellraiserはネックもグロス)

・Frets:24 X-Jumbo
←フレットも巨大。ステンレスフレットでないのが残念。

・Nut:Graph Tech XL Black Tusq
←ナットはブラックタスク。これとロックペグ&TOMブリッジのおかげでチューニングは安定している。

・Pickup:EMG 57-7H&66-7H (Brushed Black Chrome Cover)
←ピックアップはEMGの57/66の7弦版。これ地味にすごく良い。6弦版で弾いたときはなんかちょっと耳に痛い感じであんまり好きでは無いなと思ったのだが、7弦にはかなり相性がいいと思う。パワーはそこそこでダイナミックレンジが広く、超重低音系からDjent系まで本当に幅広く使えると思う。クリーントーンもモコモコ感ゼロで非常に綺麗。

・Controls:Volume/Volume/Tone/3-Way Switch
←個人的に嫌いな2Vol仕様。だったので、改造して1Vol/3-Way Switchに変更した。
自分はハムバッカーのギターではトーンノブは使用しない。

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以上。
ちなみにパッと見バランスの良さそうなボディシェイプだが、滑るストラップを使うと若干ヘッドが落ちる。(ヘッドとボディ平行まで)
これは通常のHellraiserでは無かった気がするので、7弦特有なのかも知れない。

製造は韓国。韓国製のギターということで人によって色々クオリティのイメージはあるだろうが、
このギターに関しては自分は普通にクオリティが高いと思う。

ハッキリ言って外見(色含めて)だけが良くて買ったのだが、思ったより造りが良いことと音が良かったことと弾きやすかった事で割と気に入っている1本だ。

日本の市場ではかなり数が減ってしまっているが、
本国のサイトを見ても製造終了にはなっていないようなので、気長に待っていたりすればまた普通に手に入るかも知れない。
自分も6弦モデルがちょっと欲しいと思っている。


自分で撮った参考動画がアイドルマスターの曲をカバーした動画しかないとかどういうこと...。


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2021年7月8日木曜日

Ibanez JPM90HAM 【うちのギター紹介】

 


ジョン・ペトルーシが昔はIbanez使ってたって知ってた?

ピカソの愛称で知られるIbanez のJPMシリーズ。色違いで何種類か存在する。
定番のRGをベースに、特徴的なコントロール配置、唯一無二のカラーリング、RGに比べ若干太めのネックなど昔のギターとは思えないほど洗練されたシリーズだった。
(造りは今の国産RGに比べると若干荒いところもあるが)

今回紹介するのはその中でも異色のモデル、JPM90HAM。
これは1998年の星野楽器90周年記念に制作された貴重なモデル。
世界450本限定生産という事で、現在は非常に入手困難。

90周年記念モデルは他にもポール・ギルバートモデル、ジョー・サトリアーニモデル、スティーブ・ヴァイモデルが発売されたが、このJPが最も生産本数が少ない。

自分は7~8年くらい前にめちゃくちゃ幸運にも中古で手に入れられた。
写真では一見キレイだが、元々中古だった上に自分自身でも家とバンドでかなり弾いたので
ボディバックなんかは傷だらけ。
挙げ句リアピックアップを交換するというアホをしている。(まあ戻せるけど)

通常のJPM100シリーズを知っている人ならまず外見上の違いに目が行くはず。
(JPM100シリーズは所有していないので画像はGoogle検索を)
JPM100はアメリカンバスウッドボディの塗りつぶしカラーだが、こちらはフレイムメイプルをトップに。特徴的なカラーリングはシースルーにて仕上げられている。細かい。
製造はフジゲン。


フロントピックアップはそのまま。
ボリュームはポットの寿命きたのでトルクの軽いものに交換した。
24フレットには細かいがアニバーサリーインレイが入っている。
指板はIbanezでは珍しいエボニー。

ブリッジは今でも傑作と語り継がれる「Lo-Pro Edge」。

リアピックアップには元々DiMarzio Steve's Specialが載っていた。
メイプルトップとエボニー指板の影響かかなりトレブリーだったので、
バランスを求めてCrunch Labに交換した。


ヘッドにもフレイムメイプルトップが貼られている豪華仕様。
ロッドカバーは無くしたわけではなく、調整が面倒なので外しっぱなしにしている。
ペグは外見上の変化はないがGotohのマグナムロック式に変えた。

MUSICMAN JP6も一時期所有していたが、サウンドは正直こちらのほうが好み。
JP6と同じリアピックアップを搭載したのにこんなに違うのかと驚いたほど。
ただし弾きやすさ、機能性はJP6の方が断然上。
このギターも充分弾きやすい。多分普通の国産RGより弾きやすいのだが、
JP6の弾きやすさがただ異常すぎるのだ。お店で試した感じだとMajestyは更に弾きやすい。

1998年の製造販売なので、既に20年以上経っている訳だが、
ネックコンディションも問題なく今でも充分弾ける。流石に金属パーツ類はメッキがかなり傷んでいるが、Lo-Pro Edgeを始め各種パーツは今でも取り寄せて交換できる。
もしかしたらブリッジもまるごと新品に交換できるかもしれない。

という事で、まだまだ現役で活躍中だ。

このモデルを含めIbanez JPMシリーズは非常にレアなので、中古で見つけたら即買いをおすすめする。

2021年7月2日金曜日

実験体として生きたIbanez RG

 


多分ギタリストなら1本は持ってるよね。こういう状態のギター。


元々はインドネシア製のIbanez RG。10年近く前に新品特価で3万円くらいで買った。
いろいろなピックアップやパーツの実験を行い、最終的なこのような形になっている。
出番は殆ど無いが、半音下げでチューニングしてある。


本来HSHのところ、改造で強制的にHSS配列にしたピックアップ。
フロントとセンターはダンカン製のYJMモデル。リアはディマジオのDP228 Crunch Lab。
リアのPUカバーはフェルナンデスの安いhideモデルに搭載されていたもの。
hideモデルにEMG81を載せたのでカバーが余り、中にディマジオを搭載して放置していたものをこのギターに載せた。

コントロールは3wayトグルスイッチで「リア、全部、フロント&センター」という我ながら意味不明な仕様。当然フロントとセンターは単独では鳴らせない。
リアがハイパワー過ぎてどうやっても音量バランスを取れなかったため、リアは大幅に高さを抑えている。
そのため、トータルで言うとあまりパワー感の無い独特のサウンドになっている...。音質としては意外と悪くない。

写真を撮り忘れたが、トレモロは封印するため、ESPのアーミングアジャスターを2つ使用してほぼ固定してある。(これもアジャスターのテストのためだった。)

値段の割に元々のギターとしてのポテンシャルが高いためか、今でも使おうと思えば普通に使えるギターになっている。

インドネシアのギター製造技術は高い。(Ibanezだけかもしれないが)

2021年6月28日月曜日

FENDER ULTRA NOISELESS HOT STRATOCASTER PICKUPS レビュー

フェンダー ウルトラノイズレス ホット ストラトキャスターピックアップ

.....商品名長すぎな。


FENDER ULTRA NOISELESS HOT STRATOCASTER PICKUPS

これが今回の犠牲者。
気がついただろうか。既に搭載されているピックアップと外見上の違いが無い事に。

これが機材好きの悲しい性 -SAGA-

という事で、今回はフリーダムストラトタイプに現在載っている「FENDER GEN4 NOISELESS」から交換。

外見上の違いはピックアップに書いてあるの文字のみ。
写真だと分かり難いが、GEN4は銀色、ULTRAは金色。

ULTRA NOISELESSはその名の通り、現在FENDER USAのフラッグシップ機となっているアメリカンウルトラシリーズのストラトに搭載されているもの。
「HOT」と「Vintage」で2タイプ用意され、ギター本体が3シングルのモデルには「Vintage」、HSSのモデルにはフロント、センターに「HOT」が搭載されている。

スペック的にGEN4からどのように変わるかというと、

●GEN4 NOISELESS
マグネット:アルニコ5
直流抵抗値:10.3k (全ポジション)

●ULTRA NOISELESS HOT
マグネット:アルニコ5
直流抵抗値:12.3k (フロント、センター)、21.6k (リア)

※直流抵抗値・・・ピックアップのパワーの"おおまかな"パワーの目安とされている。直流抵抗が高いほどパワーが大きくなるが、一般的に高音域が死ぬ。一般的にはストラトで6.5k~ハイパワータイプでも12.0k前後、ハムで8.0k~17.0k位が多い。

という事で、普通に見るとGEN4の時点でストラトとしては充分にハイパワーなのだが、このULTRA NOISELESS HOT、リアの直流抵抗値がイカれている。

数字だけ見るとシングルサイズハムバッカーもびっくりの異常値だが、
上記の※でも記載した通り、直流抵抗値はあくまでも"おおまかな"パワーの目安であり、
実際のところ、使用している磁石や強度、巻かれているワイヤーの太さ、その他諸々の要素が絡んでくるので、数字がヤバいからと言って音も桁違いにヤバい(語彙力の喪失)とは限らないのだ。

だが、とりあえずこれまでのFENDER純正ピックアップの中ではトップクラスにハイパワーなモデルであることは間違いない。

FENDER ULTRA NOISELESS HOT STRATOCASTER PICKUPS

ぱぱっと載せ替え。
リアだけ背面のデザインが違うのが無駄にカッコいい。特別感ある。SFっぽい。

ちなみに、説明書ではボリューム(トーン)ポットの抵抗値は250KΩを使用していたが、
フロントセンターはともかくリアは明らかに高音が死ぬと想定されたのであえて500KΩを使用した。
この辺はFENDERのノイズレス系ピックアップの話ではよく話題になるが、
正直完全な正解は無く、最後は耳での判断となると思っている。

コントロールレイアウトに変更は無し。ボリューム、フロントトーンとリアトーン。
トーンにはコンデンサーの代わりに引き続き「NUE DEVICE BIANCO」を搭載した。


肝心のサウンドの方はどうなったか。元々載っていたGEN4と比較すると...

●リア:明らかにパワーが上がった。が、クリーントーンで強く弾いてもギリギリ歪まない程度に収まっている。ストラト特有のダイナミックレンジの広さ、レスポンスの良さは思ったより充分に感じられる。
普段のクリーントーンのセッティングはそのままハイパワーなハムバッカー搭載ギターで弾くと音が歪んでしまうので、この時点でハイパワーハムバッカーよりは大人しい事が確定。500KΩポットの影響か、やや高域が気になる。トーンを絞ると丁度良い。

●フロント、センター:GEN4よりほんの僅かのパワーの向上を感じる。これはカタログの直流抵抗値から想定した通り。500Kポットの影響か高域がやや痛い。

という事で、大体自分の想定していた通りの結果となった。
ノイズの量は高域が出るようになった分だけ全ポジションGEN4より増えた。
これは250Kポットを使用していれば問題ないと思う。

リアに関しては500Kポットの使用は正解だったと自分では思うのだが、
フロントとセンターはちょっと気になるレベルで高域が出るようになったのが悩みどころ。
かと言って250Kにするとリアは低域出過ぎになる可能性が高い。
機会があれば特殊な300Kポットなど手に入れてみようかと思う。
が、このギターを使うバンドの曲は全曲ハイゲイン、
リアの使用が9割なので現状でも充分満足する結果にはなっている。


まとめると、ULTRA NOISELESS HOTのリアピックアップは「ストラトらしさが残るギリギリの範囲でかなりハイパワーなピックアップ」だと言える。

巨大なポールピースを備えたシングルコイルやハイパワーを謳うシングルサイズハムバッカーにはパワーでは及ばない。
当然、ハイパワーなハムバッカーには遠く及ばない。

「ストラトらしさが残るギリギリの範囲でかなりハイパワーなピックアップ」なのだ。(重要)

あくまでもFENDER純正のピックアップであること、それは同時に
"ストラト用ピックアップとして売られる以上、「ストラトらしさ」を完全に失ってはいけない"というコンセプトの元で制作されているのだと改めて思った。(適当)

パワー感とストラト感の両立。かなりギリギリの範囲ではあると思うが完成度は高い。
FENDERのこの辺りのバランス感覚の良さが個人的に気に入っている。

でも実はFENDERのギター1本も持ってないんだな。



2021年6月27日日曜日

【Guitar Cover】 VEIL OF MAYA - Mikasa と ストラトでメタルをやる事について


今回カバーしてみたのはVeil Of Maya。BPM220の3/4。忙しい。

このギターはSchecterのストラトタイプ。正式名称は「California Vintage Traditional Standard AD-CAVT-ST-STD」。めっちゃ長い。
メインギターとして既にフリーダムのストラトタイプがあるのでこちらは変則チューニング用としている。現在はドロップB。

定価10万くらい。自分は某所でチョイキズ大特価として半額くらいで買った。
外見と音は完全にトラディショナルなストラトタイプだが、薄い艶消しのネック、妙に真っ平らな指板、同社のヘルレイザー並の巨大なフレットなど随所にSchecterらしさの出ているコスパに優れたモデルだ。
この価格帯ながらペグはしっかりグローバー製。ナットはグラフテックなのも嬉しい。
電装系はガッツリカスタムしてピックアップにはSuhr「V70」を3基、元々のコントロールは1Vol1Toneだったのを1Vol2Toneに変更。リアピックアップにトーンが効くようにした。
弦切れ防止の為、ブリッジサドルもグラフテックに変更。



ここからは3シングルのストラトはメタルで使えるのかと言う話。

結論から言うと、個人的には「使える」と判断した。
冒頭の動画もちゃんとシングルコイルの音を撮った。(ちゃっかりハムのギターで録音したとかでは無い)

今回の動画の使用機材は下記の通り。

SCHECTER ST TYPE 3S (Drop B) → MXR Sugar Drive → Strymon Riverside → BIAS AMP2

セッティングとしては、Riversideである程度のディストーションサウンドを作り(ほぼ全ノブ12時)、ノブ全部12時でちょっと歪ませたSugar Driveでブースト。Riversideから「ラインレベル」で出力してオーディオインターフェースへ入力。BIAS AMP2でプリアンプをキャンセルしたJCM900モデルで使用。

という形。ギター側はリアのトーンを若干絞っている。

ある程度試行錯誤は必要だが、これで充分モダンなメタルに対応するサウンドメイクが可能。

確かにハムバッカーのギターであればいろいろな工夫無しで簡単にメタルサウンドを作れる。

ただ、シングルにはシングルのメリットもある。

まず、ダイナミックレンジが広い。(コンプレッション感が薄い。)特にこのギターのようなノイズレス構造ですら無い純粋なシングルコイルのダイナミックレンジは非常に広く、音の輪郭もハッキリ。
そのため、ここまで(ドロップB)ダウンチューニングをしても音程感が失われず再生される。
音作りによってはハムのギターをダウンチューニングした時よりも音が太く感じる。実際低音も良く出る。
そして演奏に対するレスポンスも非常に良く、ピッキングの強弱など微妙なニュアンスに早く確実に反応してくれる。
強くピッキングすれば音は太く激しく歪み、弱くピッキングすれば細く繊細な音に。
(これは逆に言うとハムバッカー&ハイゲインサウンドに慣れ、脱力ピッキングを意識している人には違和感がすごいはず。)
ちなみにピックアップ自体にハムよりパワーが無いことは紛れもない事実。

自分もメタラーのため元々シングルコイルのギターには偏見があり、
「どうせ派手に歪ませてもイングヴェイ風かリッチー風のサウンドにしかならない」「モダンメタルはハムのギター1択」と思っていたのだが、いざ自分で試してみるとシングルコイルの音作りの奥の深さに驚いた。(同時にしっかり弾くことの難しさにも驚き、イングヴェイの凄さを改めて知る。)

現在のギター業界ではハムのギターでもシングルコイルのようなレンジの広さ、レスポンスの良さなどを目指しているモデルが結構多いので、
それであればいっそのこと思い切ってシングルコイルのギターにチャレンジしてみるのもいいと思う。(ダウンチューニング前提のモダンメタラーであっても)

「ストラト(シングルコイル)でメタルは無理」

これはまだ機材の充実していなかった旧時代のギタリストの作り上げた古い情報なので、
今のギタリスト達には是非自分の目と耳で情報のアップデートをどんどん行ってもらいたい。
せっかく世の中に素晴らしいシングルコイル搭載ギターが沢山存在するのに、偏見でそれらが「一度も試されること無く」購入の選択肢から外れてしまうのはとても勿体ないと思うので。

2021年6月24日木曜日

【Guitar Cover】 August Burns Red - Meddler と Ibanez MBM1の思い出とか



今回はスマホではなく普通のカメラで撮影した。

このギター (Ibanez / MBM1) は20代にバンドでメインギターにしていたもの。
今はバンドでは6弦レギュラーのストラトタイプを使用しているので無縁になってしまった。

Shadows Fallというアメリカのメタルバンドのリズムギタリスト兼ボーカリスト「Matt Bachand」のシグネイチャーモデルだが、バンドは既に活休(リードギタリストはアンスラックスに加入)、Matt本人もエンドース契約を終了しているので当然生産終了。

ギター自体はIbanezの日本製RGAがベースになっており、
厨ニ感抜群のドクロペイントをはじめ、トップ材無しのマホガニーボディであったり、EMGピックアップ(交換済)だったりとシグネイチャーらしい個性的なモデルだった。

が、多分全然売れなかったと思う。

Shadows Fall自体が日本ではマイナーなバンドであったり、
このギターが普通の日本製RGAに比べるとアホみたいに高い(日本製RGAの定価が12万ちょっと、このギターは24万円!)事もあったのだと思う。

ちなみに自分は某楽器店で中古品を10万円で買った。(当時は格安だと思ったが、スペック考えるとこの値段でも高い...)

このあと海外では価格が抑えられ、シルバーカラーも追加されたMBM2が発売されたようだが、日本では結局売られず。本人のエンドース契約終了とともにMBM自体が姿を消すことになった。

ギターとしてどうだったかと言うと、
現在でも所有しているギターの中で最も弾きやすいギターなのは変わっていない。
長年使ったという事もあるが、ボディの厚み、重さ、ネックの薄さ、ブリッジの形状、コントロールの位置など「まるで自分のシグネイチャーなのではないか」と勘違いしそうなほど自分のプレイスタイルに合っていた。
唯一音だけは満足できなかったので、EMGのJHセットに変更した。

当然MBMシリーズは新品ではもう手に入らないが、
IbanezではRGAシリーズは定期的に新製品が出るので、
気になる方にはぜひそちらをチェックしてもらいたい。




2020年8月17日月曜日

Jim Dunlop / MATT HEAFY CUSTOM MAX-GRIP JAZZ III

 


ピック選びは人によっては一生かかる。

ギターは10年以上弾いているが、確かにピック選びは終わっていない。
最初に買ったのはフェンダーの50円くらいのティアドロップ。
その後はどれくらい買ったのかもう覚えていない。

書き始めて思ったけどピック1つでブログ記事書ききるのって難しい。



今回買ったのはジムダンロップのJAZZIII。
MAX GRIPという強く握ると指紋が消失するんじゃないかというレベルの滑り止めを搭載したモデル。

国籍はアメリカだが山口県が誇るメタルバンドのギタリスト兼ボーカリスト兼YoutuberのMatthew Kiichi Heafyモデル。

写真の通り裏表にそれぞれミドルネームの喜一がデザインされている。COOLだ。

基本スペックは普通のMAX GRIP JAZZIIIと大差無い。
と思いきや素材が違うらしく(カスタムナイロンという表記)。確かに比べてみると硬さが微妙に違う。
一番違うと感じたのはMAX GRIP(滑り止め)部分。
こちらのほうがより滑らない。長時間弾くと指が痛いレベル。
基本的にピックに滑り止めがないと全く使えない手汗人間なのでこれは嬉しい。
特にJAZZIIIはその小粒なサイズ故に落下事故を起こしやすいので。

通常のMAX GRIP JAZZIIIの存在は前から知っていたが、
買って使ったところ正直そこまで強烈なグリップを感じられず、結局使わなくなった。
今回のMatthew Kiichi Heafyモデルは本当に何時間弾いても滑らないので暫くメインとして使うことにする。

ちなみに通常のMAX GRIP JAZZIIIは3色(赤、黒、グレー)が存在し、それぞれ素材が違う。赤黒はナイロンだがグレーだけはカーボンファイバー製になっておりめちゃくちゃ硬い。
3色、そして今回のMatthew Kiichi Heafyモデルと4種類試したが、音の違いはグレーをクリーントーンで使った時に「あ、音も硬い気がする」と思ったくらいしか正直良くわからなかった...。

2019年12月5日木曜日

続・ギターをリペアに出した話

メインギターのフリーダムSTタイプ

懲りずにまたリペアに出したのでした。

今回の内容は

・ピックアップ交換(Fender GEN4 noiseless)
・上記に伴うピックアップザクリ掘り足し
・ピックガード制作

今回も「MT Guitarworks」さんにお世話になりました。

以下転載







そう、ピックアップ自体の厚みがありすぎて無加工で搭載できなかったのである。 
色々な改造を自分自身で行ってきたが、さすがに木工関係はリスクが大きいのでパス。
餅は餅屋ということでプロにお任せすることにした。 

ついでに日焼けして縮みまくり、もはや市場に存在しない独自のカラーと化していたピックガードも交換。 素晴らしい仕上がりとなった。

ピックアップはFender純正のノイズレス。GEN4はアメリカンエリートに付いてるやつ。 音はヴィンテージストラトとは程遠いが、ストラトらしい繊細さはそのままに「一般的なハムバッカー」と同レベルまでノイズが減った。
パワーも幅広いジャンル対応型の「ややハイパワー」くらい。この辺のバランスの良さはさすがフェンダー純正。 
ノイズレスという名称のせいでノイズ皆無なのかと思われがちなピックアップだが、構造上「一般的なハムバッカー」と同レベルになるだけである。 
それでもシングルよりは大幅にノイズが減るので非常に有効である。

 今回のリペアで更にストラトでハイゲインおじさんの強力な武器となった。