2020年8月17日月曜日

Jim Dunlop / MATT HEAFY CUSTOM MAX-GRIP JAZZ III

 


ピック選びは人によっては一生かかる。

ギターは10年以上弾いているが、確かにピック選びは終わっていない。
最初に買ったのはフェンダーの50円くらいのティアドロップ。
その後はどれくらい買ったのかもう覚えていない。

書き始めて思ったけどピック1つでブログ記事書ききるのって難しい。



今回買ったのはジムダンロップのJAZZIII。
MAX GRIPという強く握ると指紋が消失するんじゃないかというレベルの滑り止めを搭載したモデル。

国籍はアメリカだが山口県が誇るメタルバンドのギタリスト兼ボーカリスト兼YoutuberのMatthew Kiichi Heafyモデル。

写真の通り裏表にそれぞれミドルネームの喜一がデザインされている。COOLだ。

基本スペックは普通のMAX GRIP JAZZIIIと大差無い。
と思いきや素材が違うらしく(カスタムナイロンという表記)。確かに比べてみると硬さが微妙に違う。
一番違うと感じたのはMAX GRIP(滑り止め)部分。
こちらのほうがより滑らない。長時間弾くと指が痛いレベル。
基本的にピックに滑り止めがないと全く使えない手汗人間なのでこれは嬉しい。
特にJAZZIIIはその小粒なサイズ故に落下事故を起こしやすいので。

通常のMAX GRIP JAZZIIIの存在は前から知っていたが、
買って使ったところ正直そこまで強烈なグリップを感じられず、結局使わなくなった。
今回のMatthew Kiichi Heafyモデルは本当に何時間弾いても滑らないので暫くメインとして使うことにする。

ちなみに通常のMAX GRIP JAZZIIIは3色(赤、黒、グレー)が存在し、それぞれ素材が違う。赤黒はナイロンだがグレーだけはカーボンファイバー製になっておりめちゃくちゃ硬い。
3色、そして今回のMatthew Kiichi Heafyモデルと4種類試したが、音の違いはグレーをクリーントーンで使った時に「あ、音も硬い気がする」と思ったくらいしか正直良くわからなかった...。

2020年8月11日火曜日

EFFEX (PLOT) / SMOOTH FIT LEVER スムースフィットレバー

 


バイクを買ったらとりあえずレバー変える派。
このレバーを買う前にAmazonで中華製ショートレバーを買ったのだが、
大ハズレを引いてしまい、ガタガタのう○ち。

仕方なく信頼性のあるブランドの物を再購入した。
バーエンドやハンドル、その他諸々の二輪製品で有名なEFFEXブランド。
セットで定価8800円と比較的安く、見た目も無難。


取り付け難易度はイージー。
正直何がスムースなのか理解しないまま取り付けたが、取り付けついでに近所を10分くらい走らせたらなるほど素晴らしい。
指はクラッチ2本、ブレーキ1本で操作しているがかなり軽く感じる。
ガタツキも全然無い。
ブレーキに関しては効きが良くなったと感じるほど。

試しに操作する指の本数を増減してみたが、どの組み合わせでも操作が容易。
6段階のアジャスタブル機構でデフォルトのレバー位置も変更可能。

この値段でこのクオリティなら謎中華レバーなど買わなければよかったと思う。
(こう見えて命に関わるパーツだし...)

とりあえず交換して恐らく800キロくらい走行したが今のところ不具合は無し。

ネット上でもレビューの少ないこのレバーだが、定番商品になり得る充分なポテンシャルを持っていると思った。
強いて言うならショートレバーもラインナップしてくれると嬉しい。

謎中華レバーが全て悪いとは思わないが、いろいろなところで話を見たり聞いたりした限り個体差がめちゃくちゃ激しいので(前乗っていたNinja250Rは謎中華レバーで4年ノートラブルだった)ギャンブラー以外はちゃんとしたメーカー品の購入を推奨する。

2020年8月2日日曜日

Voodoo Lab / Pedal Power 2 Plus



2020年になってもパワーサプライ界の頂点に君臨する1台。
プロミュージシャンのツアーに耐える強靭な筐体、低価格帯のサプライと比較すると明らかに実感できるノイズの少なさ、そこそこの価格。

裏面DIPスイッチを使用して6個のアウトを12Vに変換可能。
なんとACAアダプター専用の古いBOSSコンも駆動可能である。
別売りのY字ケーブルを使えば2つのアウトを繋げて18Vや24Vの出力も可能となる。
2つの250mAアウトはデジタルエフェクターに最適。

2つのSAGは4V~9Vに可変可能。アナログFUZZマニア歓喜。
この機能はDIPスイッチで封印できるので通常の9Vとしても安定して使える。

嬉しいのはAC電源ケーブルで動くという点。
専用アダプター式のパワーサプライの場合、出先でアダプターがトラブルを起こすと代替品を調達するのが困難だが、AC電源ケーブルの場合簡単に手に入る。
ライブハウスやスタジオによってはアンプにも使うことから予備が用意されている場合も多い。
自分はなんとなくオヤイデの電源ケーブルを使用している。音の変化はよくわからない。(糞耳)

ペダルボードの心臓部と呼べるパワーサプライ。
現在国内外の多くのメーカーからラインナップされ、個人的にも何個も購入したが、結局Pedal Power 2 Plusに落ち着くこととなった。
「プロミュージシャン多数愛用」という謳い文句はジャンルによっては胡散臭くなるが、
これはまさに納得の1台である。
ちなみにエフェクター好きにとっては神様であるPete Cornishも自身のエフェクターへの推奨パワーサプライとして挙げている。(推奨アダプターはBOSS PSA)