今回はスマホではなく普通のカメラで撮影した。
このギター (Ibanez / MBM1) は20代にバンドでメインギターにしていたもの。
今はバンドでは6弦レギュラーのストラトタイプを使用しているので無縁になってしまった。
Shadows Fallというアメリカのメタルバンドのリズムギタリスト兼ボーカリスト「Matt Bachand」のシグネイチャーモデルだが、バンドは既に活休(リードギタリストはアンスラックスに加入)、Matt本人もエンドース契約を終了しているので当然生産終了。
ギター自体はIbanezの日本製RGAがベースになっており、
厨ニ感抜群のドクロペイントをはじめ、トップ材無しのマホガニーボディであったり、EMGピックアップ(交換済)だったりとシグネイチャーらしい個性的なモデルだった。
が、多分全然売れなかったと思う。
Shadows Fall自体が日本ではマイナーなバンドであったり、
このギターが普通の日本製RGAに比べるとアホみたいに高い(日本製RGAの定価が12万ちょっと、このギターは24万円!)事もあったのだと思う。
ちなみに自分は某楽器店で中古品を10万円で買った。(当時は格安だと思ったが、スペック考えるとこの値段でも高い...)
このあと海外では価格が抑えられ、シルバーカラーも追加されたMBM2が発売されたようだが、日本では結局売られず。本人のエンドース契約終了とともにMBM自体が姿を消すことになった。
ギターとしてどうだったかと言うと、
現在でも所有しているギターの中で最も弾きやすいギターなのは変わっていない。
長年使ったという事もあるが、ボディの厚み、重さ、ネックの薄さ、ブリッジの形状、コントロールの位置など「まるで自分のシグネイチャーなのではないか」と勘違いしそうなほど自分のプレイスタイルに合っていた。
唯一音だけは満足できなかったので、EMGのJHセットに変更した。
当然MBMシリーズは新品ではもう手に入らないが、
IbanezではRGAシリーズは定期的に新製品が出るので、
気になる方にはぜひそちらをチェックしてもらいたい。
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