2023年9月22日金曜日

FUJIFILM X-T200

 初めて買ったFUJIFILMのボディ。

FUJIFILM X-T200

エントリーモデルの最上位機種という訳のわからない立ち位置のモデル。
確かレンズキットで8万円くらいだったと思う。

■公式の主要スペック
商品名:FUJIFILM X-T200
レンズマウント:FUJIFILM Xマウント
撮像素子:23.5mm x 15.7mm(APS-Cサイズ) 銅配線正方画素CMOSセンサー 原色フィルター採用
有効画素数:約2424万画素
センサークリーニング:圧電素子による超音波方式
液晶:3.5型 16:9アスペクト バリアングル式タッチパネル付きTFTカラー液晶 約276万ドット
本体外形寸法:寸法:(幅)121.0mm x (高さ)83.7mm x (奥行き)55.1mm
質量:約370g(付属バッテリー、メモリカード含む)
         約321g(付属バッテリー、メモリカード含まず)

初心者向け(レンズキットで10万以下が個人的な基準)は各社色々と出ているが、
コレを選んだ理由は完全に見た目。
クラシックな外見だが最新のミラーレスというのはロマンがある。

■言いたいこと
液晶は大型のバリアングルタイプ。タッチ操作可能。
液晶のスペックはなんと同社のハイエンドモデルに匹敵もしくは勝る。
非常に鮮やかで画像、動画どちらのプレビューもかなり満足できる。
その分電池の消耗が激しいのではないかという懸念はあるが、
液晶に関しては現在のメインであるX-T30IIよりも圧倒的に使いやすく、見やすい。


本体は若干コンパクトだが持ちにくいという事はない一般的なサイズと言って良いと思う。
手に持ってしまうと質感は正直安っぽいが、その分軽量だ。

恐らくコンセプト的にスマホ世代をターゲットにしているのか、
大型バリアングル液晶で自撮りが容易であることや4K動画の撮影(連続15分上限)などがよくアピールされていた印象。
確かにギターの演奏動画などを撮る際、バリアングル液晶は助かる。
液晶サイズも大きいので離れていても状況がわかりやすい。

自分はRAWで撮影しているので撮影時点では適用されないが、
FUJIの売りであるフィルムシミュレーションも搭載。

コントロールもシンプルにまとめられているので、
この機種が初のミラーレス、という人もオートモードでそれなりに撮れるはず。
トイカメラ風だとか面白写真を量産できるアドバンストモードが充実しているので、
少し覚えれば誰でも楽しい写真が撮れると思う。


個人的な不満は、電源が押し込み式のプッシュスイッチということ。
気分的に盛り上がらないというのもあるが、チープなので耐久性が心配である。
後は電池の消耗はやはり早いと思う。

目立つ不満はコレくらい。
撮れる写真に関しては、十分な画素数を備えている事もあり、解像度が足りないということはまず無いと思われ、技術次第で何も困らないレベルに到達していると個人的には思う。

ちなみにFUJIの中では短命な機種で、恐らく人気も無い。
理由としてはエントリーモデルの枠にも関わらずやや値段が高いこと、
同社の中で近い金額のミドルクラスモデルが競合していること(X-T30あたり)で、
わざわざコレをチョイスする人が少なかったということは想像できる。

簡単操作で使えること(たまにしか使わなくても操作を思い出す必要がない)や、
液晶のスペックの高さで動画撮影がとにかく楽ということで、X-T30IIを買った現在でも結構出番があるモデルだ。

残念ながら市場からは姿を消しつつあるので、検討するなら早めに。

■これで撮った写真





■これで撮った動画

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