2023年9月27日水曜日

TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061) Xマウント

 1本は欲しくなる高倍率ズーム。


フジ純正レンズでも高倍率はラインナップされているが、
そちらは70-300mmか18-135mmのラインナップ。
このレンズはその両方のいいとこ取りのようなスペックになっている。

■主要スペック
マウント:Xマウント
焦点距離:18~300 mm
絞り:F3.5-6.3 ~ F22-40(ズーム状態により可変)
レンズ構成:15群19枚
フィルター径:67mm
最短撮影距離:0.15m (18mm時) / 0.99m (300mm時)
重量:620g

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ちなみに元々18-135mmを所有していたが、
このレンズを入手する際に手放した。


本体の大きさに対してフードはちょっと控えめ。
ちなみにこれは18mmの状態。ズームすると伸びる。


300mmにするとこんな感じ。
ズームしていることを周りに悟られたくない人は注意。



X-T30 IIに取り付けたところ。
流石に比重がレンズに寄ってしまうが、まあ全然使える範囲だと思う。

■言いたいこと
●良いところ)
・値段が安い。ビックカメラでも大体8万円前後で落ち着いており、
18-300mmという守備範囲の広さを考えると破格とも言える。
・めっちゃ寄れる。18mm時はなんと最短撮影距離0.15m。被写体とレンズ先端の距離はおよそ5mmまで行ける。つまりレンズ接触寸前まで対応する。
・手ぶれ補正付き。どの程度のスペックなのか不明だが、独自の手ぶれ補正を搭載している。
・簡易防滴構造。濡らさないに越したことはないが、若干濡れてしまうくらいなら多分大丈夫。
●微妙なところ)
・300mm時はAFがめちゃくちゃ遅い。最悪ピントが合わない。ボディ依存のところもあるかと思うが、300mmは割り切って使うべきかと。晴天の屋外なら多少マシにはなる。
・そもそもピントが甘い気がする。カメラの液晶ではバッチリピントが合っている写真でも、帰ってPCで見ると気持ちピントが甘いような写りのものが多い。撮影技術の問題だと言われればその通りな気もする。
・ズームリングが若干重い。ただし、人によってはメリットなのかもしれない。

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という感じで、得られるものも多いが妥協すべき点も多い、
個人的な高倍率ズームの印象そのままという感想。
画質に関しても当然標準ズームより劣ると感じるが、それよりも1本で幅広く撮れるメリットの方が個人的に大きい。
屋外の動物園なんか最高のシチュエーションじゃないだろうか。

■これで撮った写真










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