2019年2月4日月曜日

Dimarzio / DP228 Crunch Lab レビュー


ジョン・ペトルーシシグネイチャー。

DP228 Crunch Lab


写真はMUSICMAN JP6。個人的にこの世で最も弾きやすいギターの一つ。
という事でこちらに標準搭載されているリアピックアップがDP228。
正式にはDP228Fが載っていたと思う。FはFスペースのF。弦間ピッチが広い。
音は変わらない。

Dimarzioは個人的に好きなブランドで、2大ブランドとして名を連ねるSeymour Duncanに比べ、個性的な音のラインナップが多い気がするから。
(あっちはあっちでインベーダーとかはっちゃけたやつあるけど。)

JP6はフロントはまた別のピックアップだが、それはまたいずれ。

とりあえずCrunch Lab、外見の時点で普通と違うのはマグネットの片側がバーポールピースになっている事。
このバーの向きを変えると音も変わるらしい。この向きから変えないから良く分からない。

このルックスで言えば同社のD-Sonicだが、あれはハイパワーかつ高域の出方が面白すぎて中々扱いにくいピックアップだった。
Crunch Labは外見こそ似ているがサウンドキャラクターは全く違う。
少し低域寄りのフラットな特性で非常に扱いやすい。
パッシブピックアップならではのレンジの広さも良い。セラミック・マグネット採用でハイパワーなタイプのピックアップではあるが、クリーントーンが封印されるようなパワーではないのでクランチトーンもイケる。

とにかく音の分離感が良く、歪ませてローコードなんてやっても全然問題なし。(歪み量に限度はあるが。)

ダウンチューニングにも余裕で対応。

シグネイチャーモデル特有のジャンルを限定されるような物(特にSteve Vai関連)ではなく、とりあえずオススメ教えてって言われたらCrunch Labを挙げる。

4芯なのでコイルタップも可能。

ジョン・ペトルーシシグネイチャーピックアップはこの後継機種が色々出てきているが、だんだんと低域寄りのキャラクターに変化していっているので、バランスを求めるならやっぱりコレが良い。


この動画だと使用エフェクター少なめなので音が分かりやすいかも。


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