Source Audio / Collider Delay+Reverb |
前回購入したのはNemesis Delay。
今回のColliderはなんと同じサイズの筐体にディレイとリバーブを搭載。
それぞれ独立してON・OFFが可能だ。
本体のコントロールがシンプルなので一見するとそこまで多機能には見えない。
が、実際はウルトラ多機能。DUAL DSPは伊達じゃなかった。
サウンドは同社のNemesis DelayとVENTRIS DUAL REVERB。
その中でも人気の高い12種類のサウンドを厳選している。
・Digital Delay
・Analog Delay
・Tape Delay
・Reverse Delay
・Oil Can Delay
・Room Reverb
・Hall Reverb
・True Spring Reverb
・Plate Reverb
・Shimmer Reverb
・E-Dome Reverb
・Swell Reverb
そしてディレイ&リバーブはもちろん、リバーブ&ディレイ(前後変更)、ディレイ&ディレイ、リバーブ&リバーブと組み合わせは自由。
PC、スマホアプリを使用すると隠しパラメーターを操作可能になる。
MIDI不使用でもプリセットの保存、呼び出しが可能。デフォルトではリバーブOFF時に右フットスイッチ長押しで切替可能。
左のディレイON・OFFがタップテンポスイッチとしても利用可能だが、
個人的には扱いにくいので外部フットスイッチを使用している。
MIDI関連は使っていないので評価不能。
-評価-
★良い点
・音質はハイファイで全体的に太めに感じる音。デジタルだがアナログ、テープ系も完成度は高い。
・多機能でありながらも比較的コンパクトで軽量(11.6cm(縦) x 11.1cm(幅) x 5.6cm(高さ/ノブ含む) / 450g)。
・これだけ多機能ながら割と直感的に操作できる。
・9VDC駆動。パワーサプライ側が対応していれば専用アダプター不要。
・ディレイとリバーブの組み合わせの自由度の高さ。
・アプリ、PCソフトによるエディットの楽さ。プリセットの保存、他ユーザーとの共有。
★悪い点
・価格はちょっと高め。
・デフォルトではタップテンポが扱いにくい。
・海外製品なのでPCソフト、アプリは日本語非対応。代理店のマニュアルにも詳細な解説は無し。
価格はちょっと高めとは書いたものの、現状では他メーカーに競合機種もあまりないのでそう感じるだけであり、詰め込まれた機能と音質を考えれば妥当だとも思う。
Sorce Audio自体が日本国内ではマイナーブランド扱いだが、
空間系はどれも非常にクオリティが高く、個人的には同系統で国内でも高い評価を得ているStrymonに匹敵するブランドだと思う。(ただし歪み系はStrymonの圧勝...)
省スペースのディレイ・リバーブの複合機は探すと意外と選択肢が無く、
諦めてマルチストンプなどのマルチを使うという人も多いのではないだろうか。
BOSSコン2台を並べるより省スペースに収まったColliderは良い選択肢になると思う。
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