2021年7月21日水曜日

GALNERYUS - Silent revelation 【Guitar Cover】 と 自分の10代。


カバー動画更新。
いい加減自分で曲作ってもいいのだが、チャンネル登録者も視聴者もう○ちな現状ではメリットは無い。

と言っても動画投稿は完全に趣味。なんなら自分の普段の練習の一部をコンテンツ化しているだけなので、Youtubeで儲けてやろうなんて全く考えていない。
これくらいのテンションでやるのが継続のコツだと自分では思っている。

思えばYoutubeも金儲けの手段になる前の方が動画の1つ1つの質は高かったと思う。懐古。

GALNERYUSは自分の10代ギタリスト期を構築したバンドの1つで、SYU氏のプレイスタイルや機材に対する探究心は現在でも尊敬している。
10代はまだYoutubeなどの動画サイトは誕生したてでコンテンツも少なく、
ギター練習の参考にしているのはDVDという貴重な映像が付いてくるヤングギターだった。
自分の周りにギタリストなどほとんどおらず、一般的に超楽しいと思われる高校生バンドも経験できなかった自分にとってヤングギターだけが自分のプレイと他人のプレイを比較する資料だったのを覚えている。(自分の卒業した高校は軽音楽部が存在しなかった。)
おかげでいつまで経っても自分が上手くなった気がしなかった...。

ヤングギターといえば今も昔も速弾き大好き。
という事で、当然自分も参考にするのはテクニカル系ギタリストばかり。
丁度メロスピ~メタルコア全盛期だったのもある。

そんな中で数多くのテクニカル系外人ギタリストと並んで驚異のテクニックを披露していたSYU氏や大村孝佳氏は自分の中で「日本人だから」とか「若いから」なんていう言い訳を完全に塞ぐ存在だった。
今ではSNSを始め多くのアマチュアギタリストが手軽に腕前を披露できるので、
やっぱり日本にも超テクニカルな人たちって山程埋もれているんだなと実感できる。

誰でも気軽に演奏を披露できる。
本当にいい時代ではあるが、こうなるとどうしても評価される、注目されるのは「奇抜」「超絶技巧」「驚異の作曲センス」「容姿端麗」「巨乳」な人たちになるので、
他人との比較という昔とは違う事情でギターを挫折、辞めてしまう人も出てしまうのではないかという無駄な心配をしてしまう。

自分はそんな注目ポイントなんて何も持っていないが、
冒頭にあるように「趣味として」、「自分のできる範囲で」「自己満足」、という考えでSNSや動画サイトに投稿しているのでバンド活動が満足にできない今でも継続して演奏を楽しんでいる。

演奏動画投稿や自作曲の投稿をしているとどうしても評価されない、注目されないという事を理由にモチベーションが下がるという人が多いが、それは元々の自己評価が高すぎると思う。

演奏動画なんて数十人が見れば普通のライブハウスで一回演奏するより多くの人が自分の演奏を見ていることになるし、Goodボタンなんて押されないのが当たり前。
いいねやリツイートも要らない。アナリティクスを見れば誰かが投稿を見てくれているのは分かる。

なので、ゆるい気持ちで沢山の人に音楽を続けてもらいたい。

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