2019年1月21日月曜日

Dunlop / John Petrucci Cry Baby Wah [JP95] レビュー

ジョン・ペトルーシの名前が付いている商品は基本的に良い。
と一般的に言われているが、ワウはどうだろう。


とりあえず外見はパーフェクトにカッコいい。
サイズは一般的なクライベイビーと同一、カラーは写真じゃ綺麗に写らないけどブラッククローム的な色。指紋が超目立つ。重い。


エフェクトON時に青色LED点灯。これ地味に嬉しいやつ。しかも両サイドに搭載。嬉しいやつ。
BOSSのPSA-100アダプター(新型)も問題なく差さる。
昔はBOSSのアダプターと相性悪いワウがあって地味に困った。RMCのワウとか。

ジョン・ペトルーシは元々クライベイビーのラックワウを愛用していて、
今回のJP95はそのラックワウをベースに更にペトルーシの好みにチューニングされているとか。

裏蓋を開けると...


みんな大好き内部トリマー。
VOLUMEと6バンドEQを搭載。あとどっかでQも弄れるはず。
出荷時はペトルーシセッティング。
ディストーションサウンド中心なら特に変えなくても良いかも。
ここ上手く調節できれば多分オールジャンル使える。

ちなみにバイパス方式は「True Hardwire」との事。

あと3.2khzトリマーの上のスライドスイッチは製造テスト用だからNORMポジションから触るなとの事。それならもっと見えないところに付けてほしい。スイッチがあったらとりあえず触れたくなるでしょうが。



音の方はやっぱりすごかった(小並)
ハイゲインセッティングだと本当に分厚く悪い音がする。

ワァゥ~って感じが一般的なモデルだとしたら、キョゴゥワゥェ~って感じ(幼児退行)

出荷時の設定だとボリュームもややブーストする設定になっているので早弾き時に使うと上手くなったと勘違いする。

ワウはボード内で繋ぐ位置はカッチリとは決まってないけど、より悪い音にするために歪みの前が良いかも。

個人的にはヴィンテージ系のワウよりもこういう何でもできちゃう系の近代的ワウの方が好み。

★良いところ
・外見がカッコいい。
・LEDインジケーター付き。
・裏蓋を外せば幅広いセッティングが可能。

★良くないところ
・指紋だらけになる。多分マメに拭かないとメッキが死んで錆びる。
・重い。
・値段が高い。
・さすがにヴィンテージ系サウンドは作れない。

そもそもヴィンテージ嗜好の人はペトルーシシグネイチャーの時点で買うわけないのでマイナスポイントでは無いか。

定価38,000円、新品売価の相場は税込み28,000円前後。
ちょいちょい2万円ちょっとの特価品が出回ってるようなので、その時がチャンス。
(筐体の塗装の都合上中古品はあまりオススメできない...。)


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